権利と義務
5/26(金)の記事、労働組合への「おっとと」さんからのコメントに対しての自分なりの解釈での返答をさせて頂きたいと思います。その前に、その記事の最後の部分を記載したいと思います。
ーーーー前回の記事の後半ーーー
このように、ここデンマークでは障がい者だけではなく労働者も・・・と言う事はほぼ全ての人達が、自分達の『権利』というものをしっかりと理解し、それを主張出来る環境が整備されているのです。ココが生活大国と言われる所以なんですよ。
デンマークは福祉大国ではなく、生活大国なのです。高い税金が保証しているのは何も障がい者だけではないのです。
このシステムは、ウチの職場でもさっそく取り入れたいと思います。やっぱり職員が安心して仕事が出来ないとサービス業(福祉の現場ねっ♪)は、質の高いサービスを提供出来ないですよね?
さらに言い換えれば
権利があるということは義務もあるということになりますねっ☆
ここで、自分が言いたかったのは労働者としての『権利と義務』です。日本とくに沖縄では、入社やバイトの面接の際に「有給は何日ですか?」「どうなったら昇級しますか?」「産休はどのくらい取れますか?」など最初から聞く人は少ないですよね。
もっと日本でも労働者の『権利』をしっかりと確保しなければいけない!と。少なくても上述している(『このシステムは、ウチの職場でもさっそく取り入れたいと思います。』)ように、しっかりと職員が休みを取れたり、無駄な残業を減らす仕組みを確立していかなければ!と思っています。職員が待遇面でも精神面でも安定した生活を送らなければ、仕事に専念することは難しい。また職員の精神面が不安定なのに利用者の方に最適なサービスを提供することは難しいと思います。
それと同じく『最適なサービス』というのは義務だと思います。職員は利用者の方に最適なサービスを提供する『義務』があると自分は考えています。その最適なサービスを提供するために勉強したり、研修に参加するのも『義務』ではないかと考えます。それだけではありません。例えば表情や態度もそうです。しかし、この義務だけを強制しても正直あまり面白くないですよね・・・。
だから『権利と義務』の両方が必要だと自分は考えています。
さて、もう一つのコメント『実際のデンマークの現実』についてですが、
この件については今スグは返答できません。と言うのも現在、自分は日欧文化交流学院で寮生活をしています。これ(寮生活)はかなり限られた世界です。その範囲の視野ではまだ『実際のデンマークの現実』について語るほどの知識・経験が足りません。もちろん「知らない」で終るつもりはありません。そこで、学院の先生にも「平均的な家庭にホームスティしたい!」との要望を伝えてあります。また、最近はやっと英語にも耳が慣れて相手が喋っている事が理解出来るようになったので、もし許可が降りるのであれば施設へ実習等にも行ってみたいと考えています。そうした上でデンマークの現実問題にもふれて行きたいと思います。
自分がここデンマークへ来たのもデンマークは素晴らしい!!日本で生活したくないよ〜!との思いから来たのではなく『どうすれば今の現状は変わるのか?・・・いや、そもそも日本の今の現状が良いのか?悪いのか?』
それを知るためには、福祉先進国としてのデンマークでは何がおこなわれているのか?すべての人が安心して生活していける制度とは何か?を、この目で確認したかったのです。
多くの方に疑問を投げかけて頂くと、自分はそれについて考える事が出来、それを学べる環境を活かす事が出来ます。
最後に、意見していただいた「おっとと」さんへ感謝!これからも、感じた事を率直に意見して頂ければ嬉しく思います。
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コメント
回答ありがとうございます。
神谷牧人さんの記事を見ていると、デンマークと違い日本は、「権利と義務」のバランスが悪いように感じました。権利だけを主張して義務を果たそうとしない人、義務を強く感じ権利を主張しない人。良くも悪くも国民性なのですかね。 福祉制度を変えることと、同時進行で一人一人の意識の改革も必要ですね。
まだ一ヶ月しかたっていないのに、「現実のデンマーク」のことを質問してしまいすいません。これからもブログを拝見させていただきますので、色々な発見がありましたら教えて下さい。
すぐに回答をしていただいたのに、コメントが遅くなってしまい申し訳ございません。いつも楽しみに拝見しております。
投稿 おっとと | 2006年5月30日 (火) 17時24分
いえいえ、ご意見本当にありがとうございます。
自分は、まだまだ未熟なので、少しでも多くの方に一緒に考えて頂き、自分がここで学ぶべき事のヒントを与えて頂けたら・・・と、都合のよい解釈をしています・・・。
実際、デンマークの現実問題も少しは見えてきています。ただ、それはデンマークでの問題であって日本での問題にはなりそうにないからです。
例えば、難民を受入れていますが、難民の方の犯罪が目立つこと。ある党は「デンマーク人の税金をなぜ難民に使うのだ!」という党もあるようですし。
あと、青年実業家もしくは企業してバリバリ稼ぎまくって、欲しいものは何でも手に入れてやる〜と思っている人にとっては、税金が高いので面白くない国だと思います。
アメリカに作られた自由競争社会ともいえる資本主義的民主主義の日本が大好きな人にとってはデンマークより日本やアメリカの方がよっぽど素晴らしい国なのでは・・・と思います。
と、思う程、福祉や教育、医療に関して『現実のデンマーク』は成熟された社会となっています。
ただ、一つ実験をしようと思っています♪
週末にでも街中に出かけ、アンケートを取ろうと思っています。
内容は・・・
『今の税金の高さに不満はないか?』
老若男女問わず、全ての人に聞いてみたいと思います。自分がここ(学院)にいても、そりゃ〜福祉に関心の高い人達だし、施設見学に行っても福祉関係者ばかりなので・・・答えは聞かなくてもそう変わりはないと思います。
なので、全く一般の人達にこの問いをぶつけてみようと思います。
投稿 マキト | 2006年6月 1日 (木) 08時00分